包茎手術の疑問解消！よくある質問と回答まとめ

2015年3月31日2024年9月2日

包茎手術を検討することは、誰にとっても初めてで疑問や不安はつきものです。
包茎手術の種類とは、手術に要する時間や術後の過ごし方などの疑問は、一つひとつ解消していくことが大切です。
術式ごとに特徴やメリット、デメリットがありますから、包茎手術を受けるつもりであれば頭に知識を入れてからクリニックに相談しましょう。
包茎手術に要する時間を理解すると、手術当日に向けた心構えがしやすくなります。
術後の過ごし方の知識も同様に心構えと準備ができます。
包茎手術の疑問が解消すると不安を取り除けるので、自信を持って術式の選択と手術が決められるようになります。

包茎手術の種類と概要について

包茎手術の必要性は包茎の状態や症状によりますが、手術が必要と判断された場合には状態などを考慮して、いくつかの種類の中から選択して行われることになります。
包茎手術に種類があることについての疑問は、包茎そのものにも種類があることで説明できます。
最もポピュラーといえる環状切除術は、仮性包茎や真性包茎に適した術式で、余っている包皮を切開して縫合する手術です。
亀頭の根本から包皮を切開するので、術後は亀頭がすべて露出することになります。
また縫い目は亀頭の根本にきますから、傷跡が目立ちにくくパートナーにバレる心配もありません。
背面切開術は、包皮を縦に切開する包茎手術です。
縫合は横方向に行うのが特徴で、その結果包皮が引っ張られて亀頭が露出します。
余った包皮全体を切開する環状切除術と比べて、切開する範囲が狭く、身体の負担が抑えられるメリットがあります。
傷の回復が比較的早いのもメリットですが、一方では傷口が目立ちやすいのがデメリットです。
他にも手術時間が短いレーザーで切開するクランプ法、保険適用対象の作図法などがあります。
包茎手術は種類が豊富で、それぞれにメリットとデメリットがあります。
包茎なのではと疑問を抱いたら、まずはクリニックに相談して、包茎の種類に応じた包茎手術を比較して検討することが大切です。

包茎手術に要する時間の疑問と回答

包茎手術にかかる時間は種類によって異なりますが、環状切除術は1時間ほどで終わります。
メスによる切除と縫合が必要なので時間はかかりますが、手術中は局所麻酔が行われるので痛みの心配がありません。
背面切開術も環状切除術と同様に、包茎手術に要する時間は1時間くらいです。
どちらも基本的に入院の必要はなく、日帰りで受けることができる手術です。
局所麻酔を使う包茎手術は、身体への負担があることから、少なくとも手術当日は休息できるように時間を確保しておくことをおすすめします。
レーザーで切開するクランプ法は、出血が少ない術式ということもあって手術時間は30分程度と短いです。
身体への負担が少なく回復が早いことから、仕事などで忙しくて時間が取りにくい人に向いています。
手術が受けられるクリニックは限られるので、その点はクランプ法のネックとなります。
このように、包茎手術は30分～1時間が目安で、長くても1時間ほどで受けられる日帰り手術が大半です。
手術よりも事前の相談や準備、術後のケアに要する時間の方が長いくらいで、包茎手術本番に必要な時間は短く済みます。
納得の説明が得られて信頼できるクリニック、医師に相談することが大切ですから、疑問を解消してもらえるクリニックを探して相談を始めましょう。

疑問が解消する包茎手術の注意点と術後の過ごし方

包茎手術はメスを使って包皮を切除する手術なので、局所麻酔が必須となります。
効かない麻酔は手術の妨げになりますから、麻酔に関する疑問は早めに相談して解消しておきましょう。
体質的に麻酔が効きにくい人もいるので、そうした疑いがある場合は迷わず相談するべきです。
包茎手術は男性のデリケートな部分を切除、縫合することから、事前に不安を払拭しておくことが大切です。
不安要素についても疑問があるなら、質問して納得が得られる回答を得ましょう。
包茎手術の後の過ごし方ですが、傷口の腫れや出血が発生するので、安静にして過ごすことが基本になります。
出血が止まらず再手術になるケースもありますが、確率的には少なく稀なことです。
術後は包帯を巻いた状態で過ごすので、シャワーや入浴に制約があります。
運動についても激しいものは不可能ですから、医師の説明を聴いて指示通りに過ごしましょう。
術後に痛みが引かない、あるいは逆に強くなる場合は、医師に相談して痛み止めを処方してもらうことをおすすめします。
勃起の際に包皮が突っ張る感じがするのは普通で、時間の経過と共に落ち着きます。
ただし、術後は回復の遅れを防ぐために、不用意に勃起しないように注意です。

まとめ

未経験者にとって包茎手術は未知の手術で、イメージしにくいのが実際のところです。
メスで切る術式ということもあって、不安が不安を呼ぶといえるでしょう。
包茎手術の種類は多いですが、実際に選択される術式は限られます。
選ばれる理由についても、メリットがデメリットを上回ったり、メリットがわかりやすいなど明白な理由があります。
ポピュラーな術式が選ばれるのは、患者さんにとってメリットが大きいのも理由です。
包茎手術は決して怖いものではなく、正しい知識を付けることでコンプレックスを解消するために、不安なく術式を選び受けることができる手術です。